《空色バトン》

ライト小説というのか読みやすい小説でした。
短編集ですが登場人物はある仲間内の誰かが主人公で進みます。
はじめは高校生のセイヤですが、友達がヤクザに脅されていて呼び出された時間に行って加勢すると言っていたのですが帰宅してみたら母親が亡くなっていました。
下には小学生の妹、父親は単身赴任中です。
大黒柱は父親でも家族の中心は母親だと私は思うのでさぞ悲しい物語になるのかと思いきやそうでもありません。
母親が中学生の頃に友達と一緒に作った同人誌。
お葬式にはその友達が来てくれます。
一編一遍にはあまり大した山場や落ちはないのですが、やはり最初に母親が亡くなっているのがつらいですね。
次からの主人公は母親の友達が中学生の頃の話しになりますから、その時に仲が良かった彼女が亡くなっているんですからね。
物悲しいところがありつつ、小さな笑いがありつつの話しでしたね。
お葬式で悲しんでくれる人が自分にどれくらいいるだろうか…?などいろいろ考えてしまいました。